バイトダンスが10兆規模のAIモデル開発を進める
大規模モデルの開発
中国ネット大手の字節跳動(バイトダンス)が、米AI新興企業アンソロピックの「クロード・ミュトス5」に匹敵する規模のAIモデル開発に乗り出した。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が7日、関係者の話として報じた。
開発中のモデルは、AIの規模を示すパラメーター数が最大で10兆に達する見通しだ。中国の新興企業、月之暗面(ムーンショットAI)の最新モデル「Kimi K3」と比べて3倍の規模になる。
社内で長期開発を指示
アンソロピックはパラメーター数を公表していないが、ミュトス5は約8兆、クロード・フェイブル5は約5兆とされる。バイトダンスのモデルは現在、事前学習の段階にあり、この工程には通常3〜6カ月かかるという。
中国メディアの澎湃新聞は6日、バイトダンス創業者の張一鳴氏がAI開発チームとの社内会議で、長期視点で開発を進めるよう指示したと伝えた。さらに、既存AIの回答内容である出力データを学習させて別のAIを効率的に開発する「蒸留」と呼ばれる手法を禁止していると報じた。
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