ホルムズ海峡の開放、イランとの合意成立が近いと米財務長官
ホルムズ海峡開放へ合意の可能性
ベッセント米財務長官は4日、ホルムズ海峡の開放に向けたイランとの合意が「きょうか明日に成立する可能性がある」と述べた。通航の自由が確保されれば、「エネルギー価格は落ち着きを取り戻すだろう」と強調した。米CNBCテレビのインタビューで語った。
合意成立の根拠については、「イランの海空軍が壊滅し、ミサイルの大部分が破壊されたためだ」と主張した。
原油急落、ダウは一時800ドル高
発言が伝わると、エネルギー輸送の停滞が解消されるとの期待から原油価格が急落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近9月物は前日比6%安の1バレル75ドル台後半まで下落する場面があった。株式にも買いが入り、ダウ工業株30種平均の上げ幅は一時、前日比で800ドルを超えた。
ホルムズ海峡を巡っては、6月に米国とイランの覚書に基づき封鎖が一時解除された。しかし、戦闘終結に向けた最終合意の交渉が行き詰まり、イランは再び海峡を封鎖。米軍もイランの港湾に出入りする船舶への封鎖措置を再開し、原油価格は上昇基調に転じていた。
トランプ米大統領は3日、記者団に対し、イランとの戦闘終結に向けた協議が「今まさに進行中だ」と述べた。一方、イラン側は米国との交渉を否定している。
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