暗殺時の報復を示唆、トランプ氏は専用機で移動変更
イランの暗殺想定、報復を示唆
トランプ米大統領は10日、米紙ニューヨーク・ポストのインタビューで、自身がイランに暗殺された場合に備えた「指示」を残していると明らかにした。「地獄のような代償を支払うことになる」と述べた。
報復の対象を明言
トランプ氏は、イランが以前から自身の死を望んでいるとし、「私は長い間、彼らのリストに載っている」と語った。「もし何かが起きれば、彼らが文字通り経験したことのないようなレベルで爆撃するよう命じている」と説明した。これに先立ち米CNNテレビは、イランがトランプ氏の暗殺を計画しているとの情報をイスラエルが今週、米政府に伝えたと報じていた。トランプ氏は取材に対し、「新しい計画があるわけではない」と述べた。
専用機の乗り換え経緯
トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を終えてトルコを出発する際、往路に使った新型の大統領専用機ではなく旧型機で離陸した。その後、英国の空軍基地で新型機に乗り換えて米国に戻った。
米紙ニューヨーク・タイムズは9日、旧型機に備わるミサイル攻撃などへの高度な対策が新型機にはないと報じた。帰国した8日にはホルムズ海峡を巡り、イランとの攻撃の応酬が起きており、安全面の懸念から乗り換えた可能性がある。
トランプ氏は8日の記者会見で、旧型機でトルコを離れた理由を問われ、「大統領の生活は非常に危険だ。私はイランの暗殺リストのトップに載っている」と答えた。大統領専用機「エアフォースワン」は老朽化を理由に更新が計画されており、米メディアによると、ボーイングが2028年に新型機を納入するまでのつなぎとして、最近カタールから寄贈された新型機を使うことにしていた。トランプ氏はこの機体を1日に米国内で初めて使い、6〜9日のトルコ出張で海外移動に初めて投入していた。
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