米イラン停戦巡るトランプ発言でダウ平均が850ドル超下落
米イラン情勢を巡るトランプ米大統領の発言を受け、8日の米株式市場で売りが優勢となった。ダウ工業株30種平均は大幅続落し、下げ幅は一時850ドルを超えた。
リスク回避の売りが拡大
米東部時間午後12時前後(日本時間午前1時)時点で、ダウ平均は前日比850ドル程度安い5万2000ドル台まで下落した。トランプ氏が米国とイランの暫定的な停戦について「終わったと思う」と述べたことで、投資家はリスクを取りにくくなった。
原油高で関連銘柄に売り
S&P500種株価指数と、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も下げた。S&P500業種別指数では「素材」や「一般消費財」の下落が目立った。
トランプ氏は「イランに対して今夜、激しい攻撃を実施する」と話しており、原油相場は急伸した。米原油指標WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近8月物は一時、1バレル75ドル台と2週間ぶりの高値を付けた。
エネルギー価格の上昇が重荷になるとみられる銘柄も売られた。ダウ平均採用銘柄ではシャーウィン・ウィリアムズ、ホーム・デポ、マクドナルドが下落した。
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