ラガルドECB総裁、仏大統領選議論参加で早期退任に言及
大統領選と欧州の立場
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、2027年10月の任期満了前に退任し、フランス大統領選の議論に関与する可能性があるとの考えを示した。仏経済紙レゼコーのインタビューに答えた。
ラガルド氏は、フランスの大統領選を巡る議論に参加するため任期途中で退く可能性があるかと問われ、「可能性はある。大統領選の議論に欧州としての声を届ける必要がある」と述べた。
同氏はまた、フランス政治について「大統領選の議論がフランスの欧州内での立場を限定的にするようなら、国にとって痛ましい道だと説明する必要があるかもしれない」と指摘した。一方、出馬や特定候補の支持については「現時点では議題にない」と語った。
任期は2027年10月末まで
ラガルド氏のECB総裁としての任期は2027年10月末までで、フランスでは来春に大統領選が予定されている。フランス出身のラガルド氏は2019年からECB総裁を務める。
同氏を巡っては、以前から早期退任観測が取り沙汰されてきた。中東情勢を背景に原油価格が急騰し、インフレが加速していた局面では、「船長が船を離れるようなことはしない」と述べ、退任観測を退けていた。
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