スターマー英政権、16歳未満のSNS禁止を27年春に施行
英政府、16歳未満のSNS利用を禁止へ 27年春施行
16歳未満の利用を対象に
スターマー英首相は15日、16歳未満によるSNS利用を禁じる方針を明らかにした。2027年春の施行を見込む。25年にオーストラリアが世界で初めて年齢制限を導入して以降、欧州や東南アジアでも同様の動きが広がっている。
記者会見でスターマー氏は、SNSが子どもを不幸にしていると述べ、いじめを助長し、宿題や読書、友人との遊び、適切な就寝時間を妨げていると批判した。「全面禁止こそが正しい選択だ」と語り、クリスマス前に規制を可決し、27年春ごろに発効させる考えを示した。
子ども向けサービスは対象外
一方、動画アプリ「ユーチューブ・キッズ」など、子ども向けサービスは禁じない。英政府が事前に実施したSNS規制を巡る意見公募には11万6000件の意見が寄せられ、回答した親の9割が16歳未満の利用禁止を支持した。
スターマー氏はまた、大人が本人確認なしに子どもへ接触できるゲームサービスやライブ配信プラットフォームへの対策で、世界を主導すると強調した。
世界で広がる年齢規制
SNSの年齢制限は各国で広がっている。豪州は25年に世界初の法律を施行した。欧州ではフランスが15歳未満の利用を禁じる法案を可決し、スペイン、ポルトガル、ギリシャも規制導入に傾いている。マレーシア、インドネシア、トルコも追随している。
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