トランプ氏、ネタニヤフ氏と協議 イランとの対話継続を示唆
トランプ米大統領は1日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話協議し、イランとの協議は速いペースで続いているとSNSに投稿した。ベイルートに向かっていたイスラエル部隊を帰還させ、攻撃停止を仲介したとも主張した。
ベイルート攻撃を巡る応酬
イスラエル軍がレバノンの親イラン組織ヒズボラへの攻撃を続けていることに対し、イラン側は反発を強めている。イランのアラグチ外相は1日、米国とイスラエルが停戦違反の結果について責任を負うべきだとSNSに投稿した。
トランプ氏は仲介者を通じてヒズボラとも電話協議したと説明し、双方が攻撃をやめることで合意したとしている。ヒズボラは米国がテロ組織に指定しており、米大統領とヒズボラの対話は前例がないとロイター通信は伝えた。
神経戦続く米イラン交渉
トランプ氏は、イランが最終的に米国の要求を受け入れるとの見方を繰り返している。ただ、核問題やホルムズ海峡を巡ってイランの強硬姿勢は崩れていない。1日の投稿に先立ち、米CNBCの番組では、交渉が破談に終わっても気にしないと述べた。
ネタニヤフ氏は1日、トランプ氏と話したとSNSで明らかにし、ヒズボラの攻撃が止まらなければベイルート攻撃の方針は変えないと表明した。イスラエル軍が駐留するレバノン南部では軍事作戦を続ける考えも示した。
イランの革命防衛隊に近いタスニム通信は1日、イランの交渉チームが仲介者を通じた米国との協議や文書のやり取りを停止したと報じた。米イランの停戦は、レバノンを含む全ての戦線での停戦が前提条件だとしている。
米ニュースサイトのアクシオスは5月30日、トランプ氏がイランとの戦闘終結案について、高濃縮ウランの処分を明記する修正を求めたと報じた。タスニム通信も31日、イラン側も修正を加える予定だと伝えている。さらにイランは、ホルムズ海峡に加え、紅海の出口にあたるバベルマンデブ海峡でも戦線が活性化する可能性があると伝えた。
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