オープンAI、22日にも米IPO申請準備 9月上場視野
オープンAI、22日にも米IPO申請準備 9月上場視野
米国での上場申請へ
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は20日、米オープンAIが早ければ22日にも米国での新規株式公開(IPO)を申請する準備を始めたと報じた。実現すれば、6月の米スペースXに続く人工知能(AI)の大型上場案件となる。
時価総額1兆ドル超を想定
報道によると、オープンAIはゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーとともに、米規制当局へ提出する上場申請書類を準備している。WSJは、申請時点では詳細を非公開とし、最短で9月の上場を目指していると伝えた。ただ、計画は流動的で、変更される可能性もあるという。
同社の企業価値は直近で8520億ドル(約135兆円)と評価されていた。IPOでは1兆ドル超の時価総額を狙うとみられ、1兆7500億ドル規模を目指すスペースXに続く大型案件となる。
オープンAIにはソフトバンクグループ(SBG)が約11%を出資している。25年10月時点では米マイクロソフトが27%を保有する最大株主だった。
訴訟と競争環境
オープンAIは、起業家イーロン・マスク氏との営利化や創業期の資金使途を巡る訴訟を抱えているが、18日の一審では勝訴した。上場に向けた前進との見方も出ていた。
一方で、AIの開発や販売を巡る競争は米アンソロピックとの間で激しさを増しており、IPOの時期を競う構図になっている。マスク氏のスペースXは20日にも上場に向けた目論見書を公表し、6月中旬に米ナスダック市場へ上場すると見込まれている。
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