EUの無利子融資、6月初旬開始へ ウクライナ財務相が見通し
ウクライナのマルチェンコ財務相は18日、欧州連合(EU)による無利子融資が6月初旬に始まるとの見方を示した。2027年までに総額900億ユーロ(約16兆6000億円)を受け取り、ロシアとの戦争に必要な資金不足を回避する狙いだ。
G7財務相会議で説明
18日にパリで始まった主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に出席後、記者団に語った。G7各国は同日、ウクライナ情勢についても協議した。
制裁強化を要求
マルチェンコ氏はEU融資について「必要な手続きはすべて最終調整中で、6月初旬にまとまるだろう」と述べた。ロシアに対しては、追加制裁で圧力を強める必要があると主張した。ウクライナとしては、ロシアの石油精製所や軍備増強に使われるインフラ施設の破壊に注力すると付け加えた。
IMFは1350億ユーロ必要と試算
国際通貨基金(IMF)によると、ウクライナは今後2年で1350億ユーロの資金支援を必要とする。このうち3分の2をEUからの支援で賄う計画だ。EU融資が遅れれば、6月末にも継戦が難しくなるとの懸念が出ていた。
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