ガザ市でハマス軍事部門トップ死亡、イスラエル軍発表
ガザ市を空爆
イスラエル軍は16日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの軍事部門トップ、イズ・ハダド氏を殺害したと発表した。ネタニヤフ首相は15日、この人物を標的に空爆を実施したと明らかにしていた。米主導のガザ和平計画がハマスの武装解除を巡って停滞するなか、同軍はハマスへの軍事的圧力を強める構えだ。
作戦の成果を強調
イスラエル軍は、北部ガザ市で精密攻撃を実施したとしている。ザミール参謀総長は「重要な作戦上の成果だ」と述べた。中東の衛星テレビ、アルジャズィーラによると、ガザ市の住宅ビルが空爆を受け、7人が死亡、50人以上が負傷した。
後任は「幽霊」とも
イスラエルメディアによると、ハダド氏は2023年10月のイスラエル奇襲を首謀した一人とされ、イスラエル軍は75万ドル(約1億1900万円)の懸賞金をかけて行方を追っていた。25年5月にガザ地区トップのムハンマド・シンワール氏が空爆で殺害された後、後任として司令官に就任。ハマスの意思決定に関与していたとみられ、暗殺をたびたび逃れたことから「幽霊」と呼ばれていた。
停戦後も攻撃継続
イスラエル軍は昨年10月の停戦後も散発的な攻撃を続けている。ガザ保健当局は16日、停戦後の死者が870人に達したと発表した。23年の戦闘開始以降の死者数は7万2757人に上る。
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