マネーフォワード、銀行連携停止10日超 再開時期なお不透明
銀行連携停止が継続
クラウド会計ソフト大手のマネーフォワードで一部の個人情報が流出した恐れがある問題を受け、主力の銀行連携サービス停止が続いている。11日時点で停止から10日が経過したが、再開時期はなお見通せない。同社は利用者への補償も検討している。
GitHubに誤保管
マネーフォワードは1日、子会社が展開する法人向けクレジットカード「マネーフォワードビジネスカード」の保有者計370件について、氏名とカード番号下4桁が流出した可能性があると公表した。原因は、採用していたソースコード管理サービス「GitHub」への不正アクセスで、個人情報を含むファイルを本来の管理手順から外れた形で誤って保管していたという。
銀行連携の再開時期示さず
この不正アクセスを受け、同社は1日から銀行連携機能を一時停止した。個人向け「マネーフォワードME」や、法人・個人事業主向け「マネーフォワード クラウド」などで利用できない状態が続いている。
11日には「提携金融機関への最終確認を踏まえて順次再開する予定」と説明したが、具体的な再開時期は明らかにしていない。祖業の家計簿アプリの利用者数は2月末時点で約1810万人、うち約64万人が課金ユーザーだった。SNSでは不満の投稿が相次いでおり、同社は補償対応について「現在検討中」としている。
同社は異なるソフトウエアをつなぐAPI技術に強みを持つ。銀行口座の連携は中核機能だけに、停止の長期化は業績への影響も避けられないとみられる。11日の終値は前週末比295円(6.23%)安の4441円だった。
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